最大2Gbpsの高速通信で人気のNURO光に魅力に感じながらも、なんとなく不安で契約に踏み切れずにいる方も多いのではないでしょうか。
- NURO光ってNTTじゃないから、ちょっと不安…?
- でも、フレッツ光より速いっていうのは気になる
- 契約してから後悔するのだけは避けたいな
特に、「提供エリアが狭い」「工事が2回あって面倒」「ONU(ルーター)に当たり外れがあるって本当?」といった不安の声をよく耳にします。
でも、ご安心ください!この記事では、NURO光の気になるデメリットを徹底解説し、メリットに変える方法まで詳しくご紹介します。
「デメリットって言われているけど、実はこう考えれば大丈夫!」という具体的な方法を知ることで、あなたの不安はきっと解消されます。
この記事を最後まで読めば、NURO光のデメリットを正しく理解し、納得した上で申し込みができるようになります。
NURO光の提供エリアは狭い!全国対応のサービスで代替しよう

NURO光の最大のデメリットは、利用できるエリアが限られていることです。
お住まいの地域が提供エリアかどうか調べる方法や、エリア外だった場合の対処法まで詳しく見ていきましょう。
NURO光の提供エリアは限られている!確認方法をわかりやすく解説

NURO光は、NTTのフレッツ光とは異なる独自の回線設備を使用しているため、サービス提供エリアが限られています。
エリア | 都道府県 |
---|---|
北海道 | 北海道 |
東北 | 宮城県、福島県、山形県(東北エリアは10Gのみ) |
関東 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県 |
東海 | 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 |
関西 | 京都府、大阪府、兵庫県、滋賀県、奈良県 |
中国 | 広島県、岡山県 |
四国 | なし |
九州 | 福岡県、佐賀県 |
さらに、エリア内であっても一部の地域や建物では利用できないことがあるので、事前の確認が欠かせません。
あなたの自宅で使えるかどうかを調べるには、NURO光公式サイトの郵便番号検索が、もっとも確実でしょう。
契約申し込みフォームに郵便番号や住所を入力するだけで、その場所がサービス対象エリアかどうかを、住所レベルで簡単にチェックできます。

NURO光が使えないなら?フレッツ光や光コラボの検討がおすすめ
残念ながら、お住まいの地域がNURO光の提供エリア外だったとしても、必要以上にがっかりすることはありません。
日本全国のほとんどをカバーしているNTTの「フレッツ光」や、「光コラボレーション(光コラボ)」といった選択肢があるからです。
とくに光コラボは、スマートフォンのキャリアと合わせて選ぶことで、セット割引による通信費の節約が期待できます。
NURO光ほどの超高速通信ではないかもしれませんが、それでも日常使いには十分な速度と安定性が得られるでしょう。

開通工事は宅内と屋外で合計2回?1回で完了させる方法を紹介!

NURO光では、開通までに「宅内工事」と「屋外工事」の2回に分けて作業が行われ、どちらにも立ち会いが必要となっていました。
これまでは追加料金を支払えば1回にまとめることも可能でしたが、2025年10月から標準で工事は1回で完了します。(一部マンション除く)
NURO光の開通は最長3ヶ月!工事が2回に分かれる理由とは?

NURO光の開通工事と言えば、宅内・屋外工事を別日に2回することが、多くのユーザーから犬猿されていました。
- 宅内工事:自宅内に光ファイバーケーブルを引き込み、ONU(回線終端装置)を設置します。これはNURO光(So-net)が担当します。
- 屋外工事:電柱から宅内まで光ケーブルを接続する作業で、NTTの作業員が対応します。
申し込みから開通までの期間は、戸建てで1~2ヶ月程度、マンションで1〜3ヶ月程度ですが、繁忙期やエリア、建物の状況によっては、3ヶ月以上かかることもありました。
このデメリットを解消するが如く、2025年10月から戸建てプランの工事回数は1回が標準となったのです。
【新料金プラン】契約期間の縛りなし&工事1回&ONUガチャなし
2025年10月にNURO光は「契約期間の縛りなし&工事1回&ONUガチャなし」の新料金プランに生まれ変わりました。
料金プランがシンプルになった上に、開通工事の手間が少なくなり、より使いやすい光回線へと進化しました。
2025年10月新プランの主な変更点
- 契約期間3年(または2年)→縛りなし(解約時の違約金ゼロ)
- 工事回数2回(屋内、屋外工事を別日に実施)→1回(同日に工事)
- 低品質Wi-Fiルーター兼ONUレンタル→高性能ソニー製をレンタル
項目 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
2ギガ | 5,500円 | 3,850円 |
10ギガ | 6,050円 | 4,400円 |
契約期間 | なし | |
WiFiルーター兼ONU | 高性能ソニー製が標準付帯 | |
工事回数 | 1回 | 総戸数39戸以下:2回 総戸数40戸以上:1回* |
工事費 | 49,500円 | 44,000円 |
分割払い | 24回 |
無料レンタルのONUは“ガチャ”!?高性能モデルを確実に手に入れる方法

NURO光では、インターネット接続に必要なONU(回線終端装置兼Wi-Fiルーター)を無料でレンタルできます。
ただし、貸し出されるONUには複数の種類があり、残念ながら利用者側で機種を選ぶことはできません。
最大2Gbpsの通信速度をしっかり活かすために、高性能なソニー製ONUを”確実”にレンタルする方法を解説します。
NURO光の無料レンタルONUはハズレを引くと速度が出ないことも
NURO光の2ギガ標準プランでは、複数のメーカー・機種のONU(回線終端装置)が無料でレンタルされます。
しかし、利用者が機種を指定することはできず、どのモデルが届くかは完全に運次第の”ONUガチャ”です。
機種 | 無線LAN | 有線LAN |
---|---|---|
NSD-G1000TS:ソニー | NSD-G1000T:ソニー4,800Mbps Wi-Fi6(IEEE 802.11ax) | 2.5Gbps x1 1Gbps x3 |
ZXHN F660P:ZTE | 4,800Mbps Wi-Fi6(IEEE 802.11ax) | 1Gbps x4 |
FG4023B:Sercomm SGP200W:synclaye HG8045Q:Huawei | ZXHN F660A:ZTE1,300Mbps Wi-Fi5(IEEE 802.11ac) | 1Gbps x3 |
HG8045j:Huawei HG8045D:Huawei | ZXHN F660T:ZTE450Mbps Wi-Fi4(IEEE 802.11n) | 1Gbps x3 |
最大2Gbps(2,000Mbps)の性能をしっかり引き出せるのは、ソニー製のONUに限られます。
ソニー製以外の性能が劣るONUが届いてしまうと、期待した速度が出ないこともあるため注意が必要です。
NURO光のONUを詳しく見る
NURO光の“当たりONU”を確実にレンタルできる新料金プラン
高性能ソニー製ONUを確実にレンタルする方法は、月額550円のスマートライフへの加入だけでした。
しかし、2025年10月にNURO光の料金プランが大きく改定され、スマートライフに加入せずともソニー製ONUが標準付帯となりました。
項目 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
2ギガ | 5,500円 | 3,850円 |
10ギガ | 6,050円 | 4,400円 |
契約期間 | なし | |
WiFiルーター兼ONU | 高性能ソニー製が標準付帯 | |
工事回数 | 1回 | 総戸数39戸以下:2回 総戸数40戸以上:1回* |
工事費* | 49,500円 | 44,000円 |
分割払い | 24回 |
- 工事費の24回分割払額を、毎月同額割引で実質無料
この新プランは月額料金が若干値上がりしたものの、ソニー製ONUが無料で付帯される仕組みに変わっています。
月額550円のオプションが基本料金に+300円で組み込まれ、ユーザーが個別に選択する必要がなくなったのです。

その他にもあるNURO光のデメリット|料金やプロバイダをチェック

提供エリアや工事回数、ONUの品質だけでなく、NURO光について気になるポイントは他にもあるかもしれません。
ここでは、料金の仕組みやプロバイダに関する疑問ついて、わかりやすく解説していきます。
NURO光の料金は本当に高い?比較してわかる意外なコスパの良さ
「NURO光は速いけれど、そのぶん料金も高いのでは?」と感じている方もいるかもしれません。
しかし、代表的な他社の光回線サービスと比較してみると、NURO光のコストパフォーマンスの良さがよくわかります。
最大通信速度は下り2Gbpsと、他社の1Gbpsプランよりもスペックが高いにもかかわらず、月額料金は同水準、もしくはそれ以下になることもあります。
通信速度と料金のバランスを総合的に見ると、NURO光は「高い」どころか、むしろ非常にリーズナブルな選択肢といえるでしょう。

NURO光のプロバイダは変更不可!でも選ぶ手間がなくてラク
NURO光は、回線事業者とプロバイダ(インターネット接続事業者)が一体となったサービスで、プロバイダは「So-net」に固定されています。
プロバイダを選べないことをデメリットに感じる方もいますが、見方を変えれば「選択肢に迷う必要がない」というメリットにもなります。
たとえば、ドコモ光では複数のプロバイダから利用者自身が選ぶ仕組みになっていますが、どのプロバイダが最適なのか判断するのは、簡単なことではありません。
OCN | GMOとくとくBB | @nifty |
andline | hi-ho | sis |
BIGLOBE | BB.excite | ic-net |
Tigers-net.com | エディオンネット | SYNAPSE |
楽天ブロードバンド | DTI | @ネスク |
TiKiTiKi | ドコモnet | plala |
@TCOM | TNC | AsahiNet |
ちゃんぷるNet | WAKWAK | 計23社 |
一方のSo-netは、ソニーグループが運営する老舗のプロバイダで、特にこだわりがない方であれば、安心して利用できる品質が備わっています。
「どこを選べばいいかわからない」「比較するのが面倒」と感じる方にとっては、最初からプロバイダが決まっているNURO光の仕組みは、むしろシンプルでわかりやすいといえるでしょう。
NURO光のデメリットは“提供エリアの狭さ”だけ!それ以上にメリットが豊富

ここまで、NURO光の主なデメリットとその対策について解説してきました。あらためて整理すると、ポイントは次のとおりです。
デメリット | 対処方 |
---|---|
提供エリアの狭さ | フレッツ光(光コラボ)を契約 |
開通工事が2回必要 | 戸建てプランは開通工事が1回 |
ONUに当たり外れがある | ソニー製ONUが標準付帯に |
月額料金が高い? | 光コラボより安いことが多い |
プロバイダが選べない | 選ぶ必要がないから迷わない |
結論として、NURO光のデメリットは「提供エリアが狭い」という点に集約されます。それ以外は、NURO光のサービス内でしっかりと対応可能です。
もし、あなたのお住まいがNURO光の提供エリアに含まれているなら、この記事を通じて抱えていた不安はすべてクリアになりました。
あとは、超高速インターネットのある快適な暮らしに向けて、一歩を踏み出すだけ。ぜひ、NURO光のある生活を体験してみてください。
NURO光のデメリットに関するよくある質問
NURO光の最大のデメリットは何ですか?
NURO光の最大のデメリットは、提供エリアが限定されている点です。どんなにNURO光のサービス内容が魅力的でも、お住まいの地域がエリア外では利用することができません。まずはご自身の住所が提供エリア内かどうかを確認することが、NURO光検討の第一歩となります。
NURO光の料金が、急に高くなる原因は何ですか?
NURO光のキャンペーン特典の終了によるものです。たとえば、3ねん定学割の37ヶ月目や、U-29割の49ヶ月目は、割引が終了するので、急に料金が高くなったと感じます。
NURO光のサポートセンターは、対応が悪いですか?
サポートセンターの対応については、SNSや口コミサイトで「電話が繋がりにくい」「対応が良くなかった」といったネガティブな意見が見られることもあります。これはNURO光に限らず、多くの通信事業者に共通して見られる課題でもあります。